ドメイン移管時にDNS情報を控えるのを忘れた時の対処方法
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ドメイン移管時に移管元のDNS情報がわからない場合
先日、所有しているドメインを違うレジストラに移管しました。ドメイン移管自体は問題なく移行できましたが、その際に移行元のレジストラで管理しているDNS情報を控えるを忘れました。
通常であればドメイン移管の際にDNS情報は、移管元の設定が引き継がれたりするケースがあります。
DNS情報が引き継がれなかったケースでも、ネームサーバーも旧レジストラのネームサーバーを指定され、DNS情報も旧レジストラのDNS設定を参照されるケースがあるので、特に運用上は支障がないケースが多いです
せっかく移行したいので、旧レジストラを情報を削除したいがその場合には旧レジストラのDNS情報が消えるので、移行先にネームサーバー・DNS情報を移行する必要ありますので、DNSレコード調べる方法を紹介します
1.旧レジストラに問い合わせてDNS情報を教えてもらう
旧レジストラのサポート窓口に問い合わせして、ドメイン移管したドメインの情報を教えて貰う。渡しの場合はこれでDNS情報を確認できました
2.オンラインの DNSルックアップツールを使用する
オンラインのDNSルックアップツールを利用してDNS情報を確認できます。このツールはWebブラウザから手軽に利用できます。
- Google Admin Toolbox Dig:https://toolbox.googleapps.com/dig
- MXToolbox:https://mxtoolbox.com/
- DNSレコード取得ツール:https://develop.tools/dns-lookup/
3.digコマンドで確認する
digコマンドは、DNSサーバーに問い合わせて情報を取得するコマンドラインツールです。以下のコマンドで、様々なDNSレコードを確認できます。
[dig ドメイン名 ANY] は、全てのDNS情報が取得できるのでオススメです
- Aレコード(IPアドレス)の確認
$ dig ドメイン名 A # 例 $ dig example.com A
- MXレコード(メールサーバー)の確認
-
$ dig ドメイン名 MX #例 $ dig example.com MX
-
- NAMEレコード(別名)の確認
$ dig ドメイン名 CNAME #例 $ dig www.example.com CNAME
- TXTレコード(テキスト情報)の確認
$ dig ドメイン名 TXT #例 $ dig example.com TXT
- すべてのレコードの確認
$ dig ドメイン名 ANY # 例 $ dig example.com ANY
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