Apache インストール 、初期設定、チューニング [CentOS 5,6,7]
ApacheとPHPをインストールし、WEBサーバを構築する
Contents
改訂履歴
2014/09/25 apache チューニング関係のパラメータを追加
2015/06/04 CentOS 7 の起動・自動起動設定の追加
2016/08/02 Apache チューニングパラメータ変更
Apache, PHP インストール [CentOS 5,6,7]
apache php をインストール
yum コマンドでApacheをインストールします
# yum -y install httpd # yum -y install php
設定ファイルの編集
httpd.conf を編集前に設定ファイルをコピーしてバックアップをとります
# cp -p /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf.org
httpd.conf ファイル編集を編集します。主に変更箇所のみ記述しています
# vi/etc/httpd/conf/httpd.conf # エラーページ等でOS名を表示しない ServerTokens Prod # AllowOverride Allに変更 AllowOverride All # サーバー名を指定 ServerName ex1.m-yabe.com:80 # エラーページ等でApacheのバージョンを表示しない ServerSignature Off # index.php の追加 DirectoryIndex index.html index.html.var index.php
Apache チューニング [CentOS 5,6,7]
apache のチューニングのパラメータは以下に設定
apache チューニング
比較的、負荷が少ないサーバーで設定しています。使用する環境でパラメータは調整して下さい。筆者の環境は、CentOS 7 メモリ2Gの構成です
StartServers | Apacheを立ち上げた際に最初に起動するプロセス数 |
MinSpareServers | 待機する子プロセスの最小数 |
MaxSpareServers | 待機する子プロセスの最大数 |
ServerLimit | プロセス数の上限値 |
MaxClients | 生成する子プロセスの最大数 |
MaxRequestsPerChild | それぞれの子プロセスが扱うリクエスト数の制限数 |
# vi/etc/httpd/conf/httpd.conf StartServers 5 MinSpareServers 5 MaxSpareServers 15 ServerLimit 256 MaxClients 256 MaxRequestsPerChild 1000
Apache起動 [CentOS 5,6,7]
Apacheを起動します。設定のファイルに誤りがあるとエラーとなり起動しない場合あります。
【CentOS 5.x, 6.xの場合】
# /etc/rc.d/init.d/httpd start httpd を起動中: [ OK ]
【CentOS 7.xの場合】
# systemctl start httpd.service
サーバーが再起動しても自動的に起動するように、Apache自動起動設定します。
【CentOS 5.x, 6.xの場合】
# chkconfig httpd on # Apache自動起動設定確認 # chkconfig --list httpd httpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
【CentOS 7.xの場合】
# systemctl enable httpd.service # Apache自動起動設定確認 # systemctl is-enabled httpd enabled
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