wgetでcookieを利用して、ログイン認証のページにアクセスする

wgetでcookie情報を保存・送信する

前回の「curlでcookie情報を取得・送信して利用する」と同様で、cookieを利用して、ログイン後のページにアクセスします。。今回は「wget」コマンドを使用してアクセスします。
ログイン認証後の画面はBasic認証ではなくPHPプログラムなどで使用しているログイン画面でID/PASSをPOSTする形式となります。

wgetでログインに必要な値をPOSTして、セッションをcookieとして保存する

wgetでログイン画面にあるログインID・パスワードをPOSTする場合は、「–post-data="id=admin&password=pass1234″」のように–post-data の後にPOSTする値を指定します。
–save-cookies=cookie.txt –keep-session-cookies」として、セッションをcookieと保存します

# useridをadmin, passwordはpass1234 としてPOSTして、cookieはcookie.txtとしてカレントディレクトリに保存します
$ wget --keep-session-cookies --save-cookies=cookies.txt --post-data='userid=admin&password=pass1234' https://www.example.com/login.php

wgetでcookieを送信する

保存しているcookie情報を利用して送信する場合は、「–load-cookies=cookie.txtとして「–load-cookie=~~」としてcookie情報あるファイルを指定します

# cookieを読み込んで、ログイン後のアクセス画面にアクセスする
$ wget --load-cookies cookies.txt https://www.example.com/admin.php

 

LinuxCentOS 6,CentOS 7,CentOS 8

Posted by admin