SSH接続がタイムアウトになる場合のサーバー側の設定
SSHのタイムアウトに対策【SSHサーバー】
KeepAliveパケットをSSHサーバー側に送信しないSSHクライアントを使用している場合、数分通信を行なっていない場合はSSHサーバーとの通信が切れてタイムアウトになります。
その場合は、SSHクライアント側で設定するかSSHサーバー側で設定する方法となります。SSHクライアント側で設定するには以下の記事で設定して下さい
この記事ではサーバー側の設定をおこなう方法を紹介します。
SSHサーバー側での設定は「ClientAliveInterval」・「ClientAliveCountMax
」の設定をおこないます。
指定した秒数(ClientAliveInterval)クライアントと通信を確認しておこない通信がない場合は、設定した回数(ClientAliveCountMax )通信がない場合は通信を切断します
- ClientAliveInterval・・・クライアントとの間で指定した秒数で応答確認を行なう設定(デフォルトでは無効)
- ClientAliveCountMax・・・応答確認を行なう回数
SSHサーバーにタイムアウトをおこなわない設定する
「sshd_config」の設定ファイルに「ClientAliveInterval」・「ClientAliveCountMax」の設定をおこなえばSSHサーバーでタイムアウトにならない設定となります
下記の設定では、120行ごとの応答確認をおこない、応答確認は3回実施する設定です
$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config ClientAliveInterval 120 ClientAliveCountMax 3 # 設定をいれたら再起動して設定を反映します # CentOS 7.x $ sudo systemctl restart sshd # CentOS 6.x $ sudo /etc/init.d/sshd restart
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