nmcli コマンドでデバイスの自動接続設定を確認する

今はクラウドが主流なのでネットワークデバイスが起動時に自動接続がオフになっているケースが少ないですが、物理サーバーをOSからインストールする時にネットワークデバイスの自動接続を有効にするのを忘れてそのまま運用していました

その後再起動するとネットワークが繋がらないってトラブルが有りました。現地の作業は違う方がインストールしたので、デバイスの自動接続が有効にする（Automatically connect）にチェック忘れだったようです

下記では、デバイスの自動接続の状態を確認して、有効にする方法を紹介します

１．接続されているデバイスを確認します。下記では「em1」が有効になっています

$ sudo nmcli connection show
NAME  UUID                                  TYPE      DEVICE 
em1   26cd65c6-bf9c-40b0-b324-xxxxxxxxxxxx  ethernet  em1    
em2   59642647-705a-4a5f-a2d9-xxxxxxxxxxxx  ethernet  --  

２．「AUTOCONNECT」が有効になっているか確認します。「AUTOCONNECT」が「NO」になっているので、自動接続は無効になっています

# デバイスを指定する場合
$ sudo nmcli connection show em1 | grep connection.autoco
nnect
connection.autoconnect:                 no
connection.autoconnect-priority:        0
connection.autoconnect-retries:         -1 (default)
connection.autoconnect-slaves:          -1 (default)

# 起動しているデバイスを指定せずに全体の設定より必要な箇所を表示する
$ sudo nmcli -f NAME,AUTOCONNECT,AUTOCONNECT-PRIORITY connection show
NAME      AUTOCONNECT  AUTOCONNECT-PRIORITY    
em1       no           0                    
em2       no           0                    

３．自動接続を有効にします

$ sudo nmcli connection modify em1 connection.autoconnect yes