OneDriveを使っていたWindows11の場合、ドキュメントフォルダなどがOneDriveに統合される場合があります。その後、OneDriveをアンインストールしてもドキュメントを配置が「C:\Users\<UserName>\Onedrive\Documents」のままに残ってします場合があります。
ドキュメント等のフォルダを初期値に戻す方法
ドキュメントの場所は、以下の手順で変更できます
1.ドキュメントのフォルダを右クリックして「プロパティ」を選択します
2.「場所」をタブを選択して、「標準に戻す」を選択すれば、初期値に戻りOneDriveの下のドキュメントは、「C:\Users\<UserName>\Onedrive\Documents」に移動されます

「同じ場所にダイレクトできないフォルダーがあるため、フォルダーを移動できません。」のエラーで移動できない
上記の方法で、ドキュメントの場所を移動できるはずでしが、下記のエラーで移動できない場合があります。
OneDriveを利用していると、「ドキュメント」や「ピクチャ」といったWindowsの標準フォルダーを自分のクラウドストレージにリダイレクト(移動)する機能を持っています。
そのため、アプリを削除しても、このリダイレクト設定が解除されていないと、元の場所に戻す操作がブロックされます。

OneDriveの設定から解除を試みる
渡しの場合はアプリを削除しても、何故かWindows Updateを実行するとOneDriveが復活します。
その場合、OneDriveの設定がどこかに残っている可能性がありますので、一度OneDriveの設定を解除します
- タスクバーの通知領域にあるOneDriveの雲のアイコンを右クリックし、「設定」を開きます。
- 「同期とバックアップ」タブ(または「バックアップ」タブ)に移動します。
- 「バックアップを管理」(または「フォルダーを管理」)をクリックします。
- 「ドキュメント」フォルダーが表示されている場合、その設定を「バックアップの停止」(または「フォルダーの保護を停止」)を選択して解除します。
レジストリから手動でリダイレクトを修正する
上記の手順で解決しない場合、Windowsのレジストリに残った古い設定が原因である可能性が高いです。レジストリエディタでレジストリを変更する必要があります
1.「Windowsキー」 + 「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してレジストリエディターを起動します。
2.以下のパスに移動して、右側のペインで、「Personal」(ドキュメントフォルダーに該当)という名前の値を探します。
通常、OneDriveが設定されている場合、この値のデータは%USERPROFILE%\OneDrive\ドキュメントなどのようになっています。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders

3.この値をダブルクリックし、データ(D)を以下の標準パスに戻します。
- ドキュメントの場合:
%USERPROFILE%\Documents - ピクチャの場合(もし問題があれば):
%USERPROFILE%\Pictures - デスクトップの場合(もし問題があれば):
%USERPROFILE%\Desktop
4.レジストリエディターを閉じ、PCを再起動します。
再起動後、ドキュメントフォルダーが元の標準の場所に戻っているか確認してください。


