「Pocket」が2025年7月8日にサービス終了
結構昔から気になるWebページをあると「Pocket」に保存していて、その記事を後で見たり仕事に利用していました。保存したページはPCでもスマホでも閲覧できたので結構便利でしたが、2025年7月8日二サービスが終了するようです。
昔はこのような機能は、Evernoteを利用していましたがEvernoteの料金体系が変わり複数台だと有料になったので、「Pocket」に移行したと記憶しています
公式:Pocket is saying goodbye – What you need to know
窓の杜:Mozilla、あとで読むサービス「Pocket」を終了 ~2017年に買収し「Firefox」にも統合
Pocketのサービス終了までの流れ
サービスの終了までのスケジュールは以下のような感じです
- 2025年7月8日にPocketのサービス終了
- 2025年7月8日以降は、サービスはエクスポート専用モードに移行
- 2025年10月8日までは、データのエクスポート可能
有料プランのサブスクリプションは自動的にキャンセルされ、年額プランには日割りでの返金されるようです
Pocketの代替のソフトについて
Pocketの代替で、無料でPC / スマホでも利用できる代表的なサービスを紹介します
Instapaper
公式サイト
- Instapaper: https://www.instapaper.com/
機能・特徴:
- 「後で読む」に特化: 気になったウェブページを簡単に保存し、後でゆっくり読むことに特化したサービスです。
- シンプルなインターフェース: 広告などが排除され、テキスト中心の読みやすい形式で記事を表示します。フォントや背景色などもカスタマイズ可能です。
- オフライン閲覧: 保存した記事はオフラインでも読むことができます。
- ハイライトとメモ: 記事の重要な部分をハイライトしたり、メモを追加したりできます(無料版では月に5つまで、Premium版では無制限)。
- 整理機能: フォルダ分けやアーカイブ機能で保存した記事を整理できます。
- 他サービスとの連携: IFTTTなどのサービスと連携して、自動的に記事を保存することも可能です。
- Pocketからのインポート: Pocketに保存しているデータをインポートする機能も備えています。
Notion
公式サイト
機能・特徴:
- オールインワンワークスペース: ドキュメント作成、ノートテイキング、タスク管理、プロジェクト管理、データベース作成、Webクリップなど、非常に多機能なサービスです。「第二の脳」とも呼ばれることがあります。
- ブロックベースの編集: テキスト、画像、リスト、テーブル、カレンダー、データベースなど、あらゆる情報を「ブロック」として組み合わせ、自由にページを構築できます。
- 柔軟なカスタマイズ性: テンプレートが豊富に用意されているほか、ユーザーが自由にレイアウトや機能をカスタマイズできます。
- データベース機能: 高度なデータベース機能により、情報を構造化して管理できます。ソート、フィルター、ビューの切り替えなどが可能です。
- Webクリッパー: ブラウザ拡張機能を使って、ウェブページをNotionに保存できます。保存形式も全文、ブックマーク、一部抜粋など選べます。
- 共同編集: 複数人での同時編集が可能です(無料プランでも人数制限はありますが、ゲストとして共有できます)。
Obsidian
公式サイト
- Obsidian: https://obsidian.md/
機能・特徴:
- ローカルファーストのMarkdownノートアプリ: データはクラウドではなく、ユーザー自身のローカルデバイス(または指定したクラウドストレージ)にMarkdownファイルとして保存されます。プライバシーを重視するユーザーに適しています。
- 双方向リンク(Backlinks): ノート間のつながりを視覚化し、アイデアを結びつけることを得意とします。「Zettelkasten(ツェッテルカステン)」というノート術を実践しやすい設計です。
- グラフビュー: ノート間のリンクをグラフ形式で表示し、知識のネットワークを視覚的に把握できます。
- 強力なカスタマイズ性: コアプラグインとコミュニティプラグインが豊富にあり、自分の使い方に合わせて機能を拡張できます。テーマも変更可能です。
- Markdownベース: Markdown記法でノートを記述するため、プレーンテキストで管理しやすく、他のエディタとの互換性も高いです。
- オフラインでの利用: ローカルにデータがあるため、オフラインでも完全に機能します。
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