一時的にManページを日本語で表示する

以前の記事で「CentOS manコマンドを日本語表示にする」で、manページを日本語に変更する方法を紹介していました。
以前の方法では環境自体が日本語環境になるので、普段は英語環境のほうが良いってユーザーもいるかと思います。
manページを見るだけ日本語にしたい場合は、「LANG=ja_JP.UTF-8 man  [コマンド]」ようなコマンドを利用します

$ LANG=ja_JP.UTF-8 man ls
LS(1)                                                                    LS(1)

名前
       ls, dir, vdir - ディレクトリの中身をリスト表示する

書式
       ls [options] [file...]

       POSIX オプション: [-CFRacdilqrtu1]

上記のコマンドでmanページが日本語されない場合は、「man-pages-ja」をインストールして下さい

# CentOS 6, CentOS 7
$ sudo yum install man-pages-ja

# CentOS 8, CentOS 9
$ sudo dnf install man-pages-ja

これでも日本語されない場合は、manページが日本語で提供さていない場合が多いです。簡単なコマンドのmanページは表示されますが、httpd等のパッケージになると日本語されていない場合が多いです