AWS Lightsailのインスタンスで、スワップ領域の追加方法

2021-07-06

概要

AWSのLightsailで作成したCentOS のメモリが512MBの最小構成のインスタンスでは、スワップ領域がないのでスワップ領域を作成しました。

スワップ領域の追加

スワップ領域を追加する場合は、ddコマンドでスワップ領域と確保する容量をのファイルを作成してからスワップ領域として設定していきます

1.ddコマンドで、1Mのブロックサイズで4096個、合計4Gのファイルを「/var/swapvaol」として作成します

$ sudo dd if=/dev/zero of=/var/swapvaol bs=1M count=4096

2.作成したファイルをスワップ属性にフォーマットします

$ sudo mkswap /var/swapvaol

3.フォーマットしたスワップ領域を登録します

$ sudo swapon /var/swapvaol

4.作成したスワップ領域を確認します

$ sudo cat /proc/swaps
Filename				Type		Size	Used	Priority
/var/swapvaol                           file		4194300	0	-2

5.起動時にマウントするように「fstab」の内容を変更します

$ sudo vim /etc/fstab
/var/swapvaol  swap        swap    defaults        0   0

スワップ領域の容量を増やす

スワップ領域を容量を増やすには、割り当てられているスワップ領域を解除して、新たに容量が多いスワップ領域を割り当てる方法で容量を増やしました

1.既存のスワップ領域を割当を解除します

# スワップ領域を確認します
$ sudo cat /proc/swaps
Filename				Type		Size	Used	Priority
/swapvol                                file		1048572	131616	-2

# 割り当てられている、スワップ領域を解除します
$ sudo swapoff /swapvol

2.容量を増やしたスワップファイルをddコマンドで作成します

$ sudo dd if=/dev/zero of=/var/swapvaol bs=1M count=4096

3.作成したスワップファイルをフォーマットしたスワップ領域を登録します

# ファイル属性の変更
$ sudo mkswap /var/swapvaol

# 作成したファイルをスワップに登録します。
$ sudo swapon /var/swapvaol

# スワップ領域が設定できているか確認します
$ cat /proc/swaps
Filename Type Size Used Priority
/var/swapvaol file 4194300 0 -2

4.fstabの内容を以前のスワップ領域をコメントアウトして、新しいスワップ領域を設定します

$ sudo vim /etc/fstab
# 以前の領域はコメントアウトするか削除して、新しいスワップ領域を設定します
# /swapvol swap swap defaults 0 0
/var/swapvaol  swap        swap    defaults        0   0

5.容量が大きいスワップ領域をマウントできたら以前のスワップ領域のファイルを削除します

$ sudo rm -f /swapvol

 

 

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