CentOSのCUI環境でDropBoxをインストール
CUI環境でDropboxを利用する
CentOSのCUI環境でDropboxを利用したくてCUI環境でインストールする方法を調べてみました。
利用するには「Python 2.6」以上の環境が必要ですので、CentOS 6.x以上である必要があります。
CentOS 5.xでは、Pythonのバージョンが古いのでCUI環境での利用は難しいです
DropboxをCUI環境にインストールする
CentOS 6.x以上だとDropBoxが利用できるので、下記の方法でインストール作業を進めておきます。
DropBoxを使用するので、ユーザーアカウントを作成しておく必要があるのでアカウント登録をおこなってください
1.ユーザーディレクトリに「bin」フォルダを作成してます。
2.そのディレクトリに「dropbox.py」をダウンロードして、実行権を付与します
$ mkdir ~/bin $ cd ~/bin $ curl -LO https://www.dropbox.com/download?dl=packages/dropbox.py $ chmod +x dropbox.py
3.「dropbox.py」を「start -i」のオプションをつけて実行します。インストール作業が開始され必要なパッケージがインストールされます
4.「dropboxd」のデーモンをバックエンドで実行します
$ ./dropbox.py start -i $ ~/.dropbox-dist/dropboxd &
5.デーモンを実行後、「dropbox.py」を実行すると「このコンピュータは、どの Dropbox アカウントとも紐付いていません (This computer isn’t linked to any Dropbox account…)」と表示されます。
使用しているパソコンのブラウザに、
「このデバイスを紐付けるために、https://www.dropbox.com/cli_link?host_id=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx&cl=ja のリンクにアクセスしてください」と表示されますので、URL をブラウザに貼り付けてアクセスします。
※ターミナル操作している画面ではなく、パソコン側のブラウザに貼り付けます
するとコマンドラインに「このコンピュータは Dropbox に紐付けられました。 (This computer is now linked to Dropbox.)」と表示されます。
$ dropbox.py start To link this computer to a dropbox account, visit the following url: https://www.dropbox.com/cli_link?host_id=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx&cl=ja
6.アカウントの紐付けが完了すると、自動でホームディレクトリに「DropBox」フォルダが作成され、ダウンロードが始まります
dropbox.pyの使い方は、Helpを見れば確認できます
$ ~/bin/dropbox.py help Dropbox command-line interface commands: Note: use dropbox help to view usage for a specific command. status get current status of the dropboxd help provide help puburl get public url of a file in your dropbox stop stop dropboxd running return whether dropbox is running start start dropboxd filestatus get current sync status of one or more files ls list directory contents with current sync status autostart automatically start dropbox at login exclude ignores/excludes a directory from syncing lansync enables or disables LAN sync
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