2017年は、元旦に「うるう秒」挿入されます
2017年のうるう秒について
平成29 年(2017 年)1月1日(日)の午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入される模様にです
システム管理や運用をしている人は、2017年の元旦は1秒長いのか〜て感じですが、インフラ系のエンジニアなら、うるう秒で障害発生しないか気になると思います。
前回の2015年は7月1日だったのに、何故に元旦にするのか疑問です。正月早々に早起きって酷すぎる。またCentOS 7については、こちの方はうるう秒の対応は必要がないかと思われます。
うるう秒の対策
前回のうるう秒(2015年の7月1日)と同様の方法で実施予定です。下記のリンクの設定でntpdの設定変更で大きなトラブル無くうるう秒は迎える事はできてます
ntpdを停止してうるう秒を迎える
ntpdを停止して、うるう秒を迎えてから、ntpdateで時刻を合わせたからntpdを起動します。台数が少ないとこの方法簡単かと思います
# ntpd を停止 $ sudo /etc/rc.d/init.d/ntpd stop # ntptime -s 0 を実行するとカーネルの状態をリセット $ sudo ntptime -s 0 # うるう秒を迎えてから、ntpdateを叩いてから、ntpdを開始します $ sudo ntpdate -d -B ntp.nict.jp; $ sudo /etc/init.d/ntpd start
ntpdをSLEWで起動してうるう秒を迎える
この方法は起動時にオプションを変更して、SLEWで起動します。
SLEWはNTP サーバーと NTP クライアントの時刻差を徐々に縮めることによって時刻同期をおこないます
$ sudo /etc/rc.d/init.d/ntpd stop # ntptime -s 0 を実行するとカーネルの状態をリセット $ sudo ntptime -s 0 # -x オプション (ntp slew モード) で ntp を設定します $ sudo vi /etc/sysconfig/ntpd ### -x オプションを追加 # Drop root to id 'ntp:ntp' by default. #OPTIONS="-u ntp:ntp -p /var/run/ntpd.pid" コメントアウト ↓ 追加 ↓ OPTIONS="-x -u ntp:ntp -p /var/run/ntpd.pid" $ sudo /etc/init.d/ntpd start ntpd を起動中: [ OK ] ### -x オプションで起動しているか確認する $ ps -ef|grep ntpd|grep -v grep ntp 24330 1 0 16:19 ? 00:00:00 ntpd -x -u ntp:ntp -p /var/run/ntpd.pid -groot
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