シャットダウン後と再起動時の起動プロセスの違い【Windows 10 】

2018-01-30

概要

パソコンを使っていて調子悪くなったり、ソフトがよくフリーズしたりすると「パソコンの再起動すると良いよ」てよく聞きますよね。再起動ですが、二通りのやり方がありますよね?

・PCのシャットダウンしてから起動する方法

・PCを再起動する

どっちも同じ操作に思えますが、Windows10では、OSを再起動する場合と、シャットダウンしてからの起動する場合の挙動が違います。

OSが起動するプロセス

OSが起動するまでのプロセスですが、大まかには以下のようなプロセスです。

  1. BIOS(Basic Input/Output System)の起動
  2. POST(Power On Self Test)の実行
  3. Windowsカーネルのロード
  4. デバイスドライバのロード・初期化
  5. ログイン
  6. ユーザープロファイルのロード

Windows10では、起動時間の短縮として「高速スタートアップ」と呼ばれている機能があります。

この機能は、シャットダウンの時点でのプロセスとドライバのイメージやを一時的にを「ハイバネーションファイル」に保存して、次回にパソコンを起動時に終了時に保存した「ハイバネーションファイル」を読み込むことで起動時間の短縮する機能です

上記のプロセスでは「4.デバイスドライバのロード・初期化」の短縮のために、ハイバネーションファイル」を読み込むことで起動時間の短縮する機能が「高速スタートアップ」です

高速スタートアップ」をしようする起動方法は、従来の起動手順と違い、デバイスドライバの初期化をおこなわないので、周辺機器やドライバの関係で不具合が発生する可能性があります

再起動」を選択した場合の起動時には従来と同じく「4.デバイスドライバのロード・初期化」を実施されます。
その為に、パソコンを使っていて調子悪くなったり、ソフトがよくフリーズしたりする場合は、高速スタートアップをしようしない「再起動」を実施したほうが良いです

高速スタートアップ を確認・無効にする方法

以前の記事(下記のリンクを参照)で高速スタートアップについて説明しています。
その記事で高速スタートアップを確認したり、無効にしたりする記事を書いていますので、参考にしてください

高速スタートアップ を確認する方法 [windows10]

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