タイムゾーンを日本に変更する方法 「Linux」

2021-06-22

概要

AWSでAmazon Linux, CentOS を使用しているとタイムゾーンがUTCになっていて日本時間じゃなくて使い勝手が悪かったので変更方法を紹介します

AWS以外でも同じような方法で変更できるかと思います

タイムゾーンの変更手順(AWS)

タイムゾーンの変更方法は以下の手順になります。

手順は、/etc/sysconfig/clockの編集して、timezoneファイル差し替えて、再起動するって感じの流れです

参考:Linux インスタンスの時刻の設定(Amazon資料)

/etc/sysconfig/clockの編集

/etc/sysconfig/clockのバックアップを作成してから、/etc/sysconfig/clockを編集して、ZONE=UTCからZONE="Asia/Tokyo"に変更します

# clockファイルのバックアップ作成
$ sudo cp /etc/sysconfig/clock /etc/sysconfig/clock.org

# clockファイル編集(ZONE=UTCからZONE="Asia/Tokyo"に変更します)
$ sudo /etc/sysconfig/clock
#ZONE=UTC コメントアウトします
ZONE="Asia/Tokyo"

こちらですが、他のブログでは、UTC=Falseと紹介されていますが、Amazonの資料ではその記載ありませんのでタイムゾーンをローカルタイム(UTC=False)に変更しなくてもUTCのまま(UTC=True)でOKかと考えられあます

timezoneの変更

/etc/localtimeを日本時間のファイル(/usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo)に差し替えます

# localtimeのバックアップ作成
$ sudo cp /etc/localtime /etc/localtime.org

# /etc/localtime と時間帯ファイルの間にシンボリックリンクを作成
$ sudo ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

再起動を実施

再起動して、タイムゾーンを日本時間して、サーバー・アプリケーションの時間帯情報を取得します。

$ sudo reboot

タイムゾーンの変更手順(CentOS 7.x)

CentOS 7では「timedatectl」コマンドを利用して、タイムゾーンを変更できます

参考:第2章 日付と時刻の設定(RedHat資料)

# タイムゾーン一覧表示
$ sudo timedatectl list-timezones | grep Asia
Asia/Tashkent
Asia/Tbilisi
Asia/Tehran
Asia/Thimphu
Asia/Tokyo
Asia/Ulaanbaatar
Asia/Urumqi
Asia/Ust-Nera

# タイムゾーン一を「Asia/Tokyo」に変更
$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

# 変更内容を確認
$ sudo timedatectl
      Local time: 木 2016-04-14 11:32:43 JST
  Universal time: 木 2016-04-14 02:32:43 UTC
        Timezone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
     NTP enabled: no
NTP synchronized: yes
 RTC in local TZ: no
      DST active: n/a

 

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