Linuxでファイルの文字コード・改行コードを確認する

「nkf」コマンドで文字コード・改行コードを確認する

nkf」コマンドを利用してファイルの文字コード・改行コードを確認する方法を説明します。
「nkf」がインストールされていない場合は、yumコマンドでインストールして下さい。
CentOS8では、「dnk install nkf ではインストールできないので、PowerTools のレポジトリからインストールして下さい。
インストール方法の詳細は「CentOS 8で「nkf」をインストールする」の記事を参照して下さい

# CentOS6 CentOS7
$ sudo yum install nkf

# CentOS8
$ sudo dnf --enablerepo=PowerTools install nkf

# Rocky Linux8
sudo dnf --enablerepo=powertools install nkf

「nkf」コマンドで文字コードを調べる

ファイルの文字コードを調べるのは「nkf -g ファイル名」で調べることができます。
ただし2バイト文字がない半角英数字のファイルだと「UTF8」のファイルでも「ASCII」と表示されます

# UTF-8の場合
$ nkf -g utf.txt 
UTF-8

# Shift_JISの場合
$ nkf -g utf.txt 
Shift_JIS 

#半角英数字のみだと、ASCIIと表示される場合があります
$ nkf -g aaa.txt 
ASCII

「nkf」コマンドで改行コードを調べる

改行コードを調べるには「–guess」のオプションを利用して「nkf –guess ファイル名」として利用します
改行コードでも半角英数字だけのUTF8のファイルだと「ASCII (LF)」と表示されます

#UTF-8の場合
$ nkf -g utf.txt
UTF-8 (LF)

#Shift_JISの場合
$ nkf -g utf.txt
Shift_JIS (CRLF)

#半角英数字のみだと、ASCIIと表示される場合があります
$ nkf -g aaa.txt
ASCII (LF)

 

 

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