freeコマンド、空きメモリ容量の見方
CentOSでは、freeコマンドでメモリ状況が確認できます。
以前のCentOS 6だと、下記のように「-/+ buffers/cache」があって、その行のfreeの欄を見れば、空き容量がわかりました
$ free -m total used free shared buffers cached Mem: 64249 63831 418 0 212 42851 -/+ buffers/cache: 20767 43482 Swap: 32191 256 31935
CentOS 6までのバージョンでは、下記の青枠の free + buffers + cache が空き容量(赤枠)となりました
CentOS 7移行だと、freeコマンドの表示が変わり、以下のようになります。「-/+ buffers/cache」の1行がなくなり、「available」の項目が増えています
$ free -m total used free shared buff/cache available Mem: 3940 2114 161 58 1664 1496 Swap: 2047 509 1538
各項目の簡単な説明は以下になります。
「buff/cache」は、「free」にあるとキャッシュされていき「free」が減り、「buff/cache」が増えていきます。
「available」については、以下のURLで説明れているように、スワップせずに使用できるメモリ量なので、こちらが空きメモリのとなるかと思います
freeコマンドに新しく追加されたavailableについて
項目 | 詳細 |
total | メモリの合計 |
used | 使用しているメモリ量(メモリの使用量) |
used | 使用されていないメモリ量 |
shared | 共有メモリに割り当てられているメモリ |
buff/cache | ファイルバッファ+キャッシュメモリに使われているメモリ量 |
available | スワップせずに使用できるメモリ量 |
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