WordPress のサイトをバックアップ 【Linux】

プラグイン不要でWordPressをバックアップする

WordPressを運用しているサイトのバージョンアップ依頼があり、バージョンアップにするにあたって念の為にWordPressをバックアップしました。バックアップにはプラグインを使用しないでターミナルでコマンドを利用してバックアップをおこないます。

プラグインは不要ですが、SSHでターミナル操作が必要ですので、レンサバでWordPressを運用している場合は、このバックアップ方法は難しいかと思います

WordPressのバックアップには必要なのは、WordPressで利用しているデータベースとWordPressがインストールされているディレクトリとなりますので、そのDBとディレクトリをバックアップします

バックアップ先は、「/var/tmp/wp_bak」にバックアップすることにします

MySQL(MariaDB)のデータベースをバックアップ

WorePressのバックアップするデータベースをバックアップします。下記ではWordPressを利用しているテーブルのみバックアップします

書式:mysqldump -u [ユーザー名] –password=[パスワード] [テーブル名] > [バックアップするディレクトリ(ファイル名)]

# バックアップ(エクスポート)
$ mysqldump -u root --password=[password] worepress_db_db > /var/tmp/wp_bak/wordpress.sql

# レストア
$ mysql -u root --password=[password] -t worepress_db_db  < /var/tmp/wp_bak/wordpress.sql

WordPressを利用しているディレクトリのバックアップ

次は、WordPressを利用しているコンテンツがあるディレクトリをバックアップディレクトリにバックアップします。
下記では、cpコマンド、tarコマンド、rsyncを利用してバックアップする方法を紹介しています

使用している環境によってはroot権限しかアクセスできない場合もありますので、sudoコマンドでroot権限でバックアップしています

# worepressのディレクトリをバックアップするディレクトリを作成します
$ mkdir /var/tmp/wp_bak/wordpress

# cpコマンドでバックします
$ sudo cp -pr /var/www/vhost/wordpress/ /var/tmp/wp_bak/wordpress

# ディスクの容量を節約する場合は、Tarで圧縮してバックアップします
$ sudo tar czvf /var/tmp/wp_bak/wordpress.tar.gz /var/www/vhost/wordpress/

# 定期的にバックアップしている場合は、rsyncの方が早いです
$ sudo rsync -avz --delete /var/www/vhost/wordpress/ /var/tmp/wp_bak/wordpress/


 

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