Windows 10でTFTPクライアントを利用する
TFTPクライアントをWindows 10で利用する
ネットワーク機器のconfigの取得やファームウェアのアップロードでTFTPを使いたい機会がありました。
フリーソフトを使わずにWindowsの標準機能で利用する事にしました。Windows10ではTFTP Clientが標準でありますが、デフォルトでは無効になっていますので有効にして、F/Wの設定でもTFTP Clientの設定を変更して利用できるようにします
TFTP Clientを有効にする
TFTPクライアントは標準では無効となっているので、「コントロールパネル」→「プログラム」→「プログラムと機能」→「Windowsの機能の有効化または無効化」を開き、無効になっている「TFTPクライアント」を有効に変更します
1.「コントロールパネル」→「プログラム」→「プログラムと機能」→「Windowsの機能の有効化または無効化」に選択します
2.「TFTPクライアント」のチェックボックスが外れているので、チェックを入れて「OK」を選択すると、TFTPクライアントが有効になります
ファイヤーウォールの設定で、TFTP Clientを許可する
ファイヤーウォールの設定でも、TFTP Clientの通信を許可するように変更します。通常ではクライアントから通信を行う場合は不要ですが、TFTPクライアントでは戻り値のパケットが通信時に使用する「UDP 69」を使用しない場合はあるので、ファイヤーウォールでこのソフトでの通信を許可します
1.「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「Windows Defender ファイヤーウォール」→「Windows Defender ファイヤーウォールを介したアプリまたは機能を許可」に選択します
2.「別のアプリの許可」を選択します
3.「参照」を選択します
4.「C:\Windows\System32\TFTP.EXE」を選択します
5.アプリの追加で「簡易ファイル転送プロトコル アプリケーション」が表示されている事を確認して、「追加」を選択します
6.「簡易ファイル転送プロトコル アプリケーション」のプライベートにチェックを入っている事を確認します。これでファイヤーウォールでTFTPクライアントが利用できるようになりました
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