回復パーティション削除 「Windows10」

2021-06-22

概要

前回の記事で書いた通りに、SSDのディスクを増設し、システムイメージを復元を行い、Windows10が起動したのですが、ディスクのパーティション操作で増設した容量を拡張しようと思ったのですが「回復パーティション」があり容量を拡張できませんでした

回復パーティション」は、EaseUS Partition Master や AOMEI Partition Assistant を利用すれば、簡単に削除できます。
但し、「回復パーティション」を削除するだけで、余計なソフトをインストールしたくないので、コマンドプロンプトを使用してターミナルで作業をします。

 

この回復パーティションを削除する方法を調べましたのでご紹介します

回復パーティションを削除する方法(diskpartコマンド)

回復パーティションを削除するには、diskpartコマンドで利用して削除します。手順は以下の通りとなります

1.コマンドプロンプトを管理者モードで起動します。管理者モードでの起動方法はこの記事を参照

2.コマンドプロンプトが起動したら「diskpart」と入力します

c:¥windows¥system32> diskpart
DISKPART>

3.「list disk」と入力します。ディスク一覧が表示されます

DISKPART> list disk

  ディスク      状態           サイズ   空き   ダイナ GPT 
  ###                                          ミック
  ------------  -------------  -------  -------  ---  ---
  ディスク 0    オンライン           384 GB   208 GB    *

4.回復パーティションがあるディスクを選択します。この場合は「ディスク 0」ですので、「select disk 0」と入力します

DISKPART> select disk 0 
ディスク 0 が選択されました。

5.「list partition」と入力し、選択したディスクのパーティション一覧を表示します

DISKPART> list partition

  Partition ###  Type                Size     Offset 
  -------------  ------------------  -------  -------
  Partition 1    予約                 128 MB  1024 MB 
  Partition 2    システム              127 GB  1024 MB 
  Partition 3    回復                  20 GB   333 GB

6.回復パーティションがあるパーティションを選択します。この場合は「Partition 3」ですので、「select partition 3」と入力します

DISKPART> select Partition 3 
パーティション 3 が選択されました。

7.「delete partition override」と入力し、該当のパーティションを削除します

DISKPART> delete partition override
DISKPART は選択されたパーティションを正常に削除しました

上記の操作で、回復パーティションがあるパーティションは削除できます