WinSCPでAWS(EC2)に接続する方法
Windows10のWinSCPからEC2のインスタンスに接続する方法ですが、AWSのプライベートキー形式(.pem)は使用できません。PuTTY 形式(.ppk)に変換してからWinSCPでSSH接続してファイルのアップロードする必要があります。
初めは、PuTTY 形式(.ppk)に変換が面倒で、Mac OS XのFileZillaでファイルのアップロードしていましたが、WindowsでもAWS環境にアップロードできるように設定しました
プライベートキー形式(.pem)をPuTTY 形式(.ppk)に変換
PuTTY形式(*.ppk)に変換する方法ですがWinSCPをインストールすると、変換に必要なツールの「PuTTYgen」もインストールされていると思いますので、それを利用します
・WinSCPを起動します
・サーバーへのログイン画面内の左下より「ツール」を選択し「PuTTYgenを実行」を選択します
・「Conversions」→「Import Key」を選択し、AWSのプライベートキー形式(.pem)を読み込みます
・「Save Private Key」をクリックしてPuTTY 形式(.ppk)にコンバートします。必要であればパスフレーズを設定します。筆者は設定していません
・上記の操作、PuTTY 形式(.ppk)に変換されていますので、任意の場所に保存します
WinSCPでEC2に接続する
WinSCPを起動して先ほど作成した「PuTTY 形式(.ppk)」を利用してEC2のインスタンスに接続します。接続する際にはパブリック DNS アドレスや接続ユーザー名が必要になりますので接続する前に調べておきます。下記の記事でパブリック DNS アドレスの取得方法は説明していますので参考にしてください
ユーザー名は、使用するAMIによって異なる場合がありますが、代表的なユーザー名は以下となります
- Amazon Linux AMI の場合は、ユーザー名は ec2-user です。
- RHEL5 AMI の場合は、ユーザー名は root または ec2-user のどちらかです。
- CentOS AMI の場合は、ユーザー名は root または centos のどちらかです。
WinSCPの接続設定
・WinSCPを起動して「新しいサイト」を選択します
・ホスト名に「パブリック DNS アドレス」を入力します。ユーザー名に「ユーザー名」を入力します
・「設定(D)…」をクリックし「高度なサイトの設定」の画面を開きます
・「SSH」→「認証」の設定で「秘密鍵」を選択し、先ほど作成した「PuTTY 形式(.ppk)」を設定します
・以上で、WinSCPの接続設定です。あとはいつものように接続してファイルなどをアップロードします
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