ServersMan@VPS initscriptsの不具合で再起動すると外部からのアクセス不可

2016-06-23

サーバーが重いので久しぶりに再起動すると改善するとのFAQがあるので実施しました
ServersMan@VPSで仮想マシンの動作が重い

ここから不幸な出来事の始まりです。
再起動後、MyDRIの管理画面では稼働中になっているのに、SSHもできないしHPも見れない。
以前に再起動したのが数ヶ月前だったので、設定変更の際に設定ミスと思いましたサポートにメールしました

回答は以下の通り

DTIのServersMan@VPSサポートでございます。
お問い合わせいただきありがとうございます。

お問い合わせの件につきまして、「 XXX.XXX.XXX.XXX 」のサーバーの
状態を確認させていただいたところ、yum update により initscripts
パッケージがupdate されたことにより、インターフェイスが正常に
起動できない事象である事を確認いたしました。

[OS初期時] initscripts-9.49.17-1.el7_0.1.x86_64
[update後] initscripts-9.49.24-1.el7.x86_64

本事象は、CentOS7に含まれるパッケージと、仮想化プラットフォームの
相性によるものであり、yum update後の仮想サーバーの再起動により
initscriptsのUpdate後バージョンが適用されてしまったものと思われます。

現状ではIPv4アドレスを取得できず、外部からアクセスが出来かねますため、
対処法として、下記、いずれかの手段をご提案させていただきたく存じます。

1.お客様にてサーバーを初期化いただく

【参考】OSの初期化
——————————————————-
http://dream.jp/vps/support/manual/mnl_basic_02.html

※初期化により、現在サーバーに保存されている全てのデータが
削除されますのでご注意ください。
——————————————————-

2.弊社にてお客様のサーバーの設定を変更する
(変更手順)
・現状のinitscriptsのパッケージの削除
・initscripts-9.49.17-1.el7.x86_64 をインストール
・サーバーの再起動

なお、OSの初期化[1.]を実施いただいた場合、初期OSテンプレート
には、/etc/yum.conf に下記の一行を追記されており、yum update
での initscripts の update を回避するよう対処をしております。

■yum.confに追記する内容

exclude=initscripts*

また、弊社での作業[2.]をご希望される場合には、本メールへの
返信として、その旨をご連絡いただけますでしょうか。

お手数ではございますが、何卒よろしくお願い申しあげます。

バックアップを取っているのが古かったので、「2.弊社にてお客様のサーバーの設定を変更する」の対応をお願いしました
この事象はFAQにも載ってました

CentOS7 yum update 後、VPSサーバーにアクセスができなくなった

CentOS 7のパッケージとServersMan@VPSの相性の問題みたいですが、わかっているなら事前にメールとかで通知とかHPの目立つとこで知らせて欲しかった

午前中に再起動してダメになって、17時くらいにサポートで対応して復旧しました。6〜8時間ほど停止でした;;

本来は、仮想マシンのシステムリソースの割り当てに失敗しているので再起動して改善する予定でしたが、再起動後もfailcnt値はカウントされているので、システムリソースの割り当てに失敗している状態です

Entryプランでの運用に限界かもしれないので、上位プランのStandardプランに移行する予定です
Standardプランにしてもダメだったら、違うVPSサーバーかクラウドサーバーに移設になるかもです

【追記】

Standardプランに変更しても、仮想マシンのシステムリソースの割り当てに失敗する事象は継続しています。
サーバーの再起動は怖くて最近できないですけど・・・近々に違う会社のVPSか安いクラウドサービスに引っ越しかな

関連記事

yum updateでエラー「Error: systemd conflicts with initscripts」

Server@VPSでyum updateを叩くスクリプト

LinuxServersMan@VPS

Posted by admin