Nginx のKeep-aliveの設定

2021-07-07

Keep-Alive について

Keep-Aliveは、WEBサーバーとクライアント(ウェブブラウザ)の通信時にHTTP通信を切断せずに、HTTP通信を送受信する仕組みです。WEBサーバーでは同一サーバーに画像、Javaスクリプトファイル、CSSがあり、HTTP通信があるたびにTCP接続を確立・切断を繰り返すと転送率が悪くなるので、Keep-Aliveの設定を有効にすると設定した時間まではTCP接続をタイムアウトしないようにします

Nginx の KeepAliveについて

Nginx にkeepaliveの設定は、「keepalive_timeout」と「keepalive_requests」があります。

keepalive_timeout 75;
keepalive_requests 100;

keepalive_timeout は、HTTP通信をタイムアウトせずに待つ秒数となります。(Apache のKeepAliveTimeout に相当します。)

keepalive_requests は、1つの接続で何回のリクエストを許可されるリクエストの数を設定です(Apache のMaxKeepAliveRequests に相当します。)

Nginxのでデフォルトの設定では、「keepalive_timeout」は75秒、「keepalive_requests」は 100 となっています。
「keepalive_timeout」は75秒は、すこし長めの設定になっているのでKeepAlive を有効にする場合は、5秒など小さい値にした方がいいかと思います

Nginx の KeepAliveをOffにする場合

NginxでKeepAliveを無効(Off)にする場合は、下記のように「keepalive_timeout」の値を「0」にすれば無効になります

 keepalive_timeout  0;

 

 

LinuxCentOS 7,nginx

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