Windows11 起動後、ディスク使用率100%のままになる
PC起動後にディスク使用率が100%になり、動作が遅くなる
日頃使っていないデスクトップパソコンがあり、このパソコンは起動後ディスク使用率が100%になり、しばらくすればディスクの使用率は落ち着きます。
このパソコンの利用頻度で1週間に1回ほどの利用頻度なので、Windowsアップデートや各種ソフトのアップデートのダウンロードで遅いと思っていましが、Windowsアップデート・ソフトウェアのアップデートを済ませてから再起動しても、ディスク使用率が100%なるのでアップデート等の原因ではなさそうです
対処法1.スタートアップのソフトを削除する
起動後のディスク使用率が100%になるので、一番最初に疑ったのがスタートアップのソフトが原因の可能性があるので、スタートアップのソフトウェアを一旦、スタートアップから外しました。スタートアップのソフトを外してから再起動をおこなっても改善されませんでした。
スタートアップのソフトウェア・アプリの削除方法は以下の記事を参照にして下さい
Windows11でスタートアップアプリの有効無効を設定する
Windows11でのスタートアップの追加方法・フォルダの場所
対処法2.不要なサービスを停止・自動起動を無効にする
ネットで調べてみると自動起動しているサービスでディスクの使用率を使用するサービス停止・自動起動を無効にするといいと見つけましたので、下記の3つのサービスを停止したら、使用率が100%になる不具合は解消しました
- Connected User Experiences and Telemetry
- Windows Search
- SysMain (旧称: Superfetch)
Connected User Experiences and Telemetryのサービスを停止・自動起動を無効にする
「Connected User Experiences and Telemetry」 の機能・特徴は以下となります。このサービスはディスクを多く使用するのでディスクの使用率が100%になる原因の可能性があります
- 機能: Windowsの利用状況をMicrosoftに送信するためのテレメトリーサービスです。ユーザーの操作やシステムのパフォーマンスに関する情報を収集し、OSの品質改善や新機能開発のために使用します。
- 動作の特徴: データ収集のためにバックグラウンドで稼働し、特にディスクやネットワークに負荷をかけることがあります。プライバシー保護のため、これを無効にするユーザーも多いです。
このサービスを停止・自動起動を無効にするには以下の手順となります
1.「Windowsキー」 + 「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
2.「services.msc」と入力し、Enterキーを押します。
5.「スタートアップの種類」を「無効」に設定します。その後、「サービスの状態」で「停止」ボタンをクリックして停止します
Windows Searchのサービスを停止・自動起動を無効にする
「Windows Search」 の機能・特徴は以下となります。このサービスもディスクを多く使用するのでディスクの使用率が100%になる原因の可能性があります
- 機能: ファイルやフォルダー、メール、アプリなどの検索機能を提供するサービスです。ユーザーがPC内のコンテンツを迅速に見つけるために、あらかじめファイルやフォルダーをインデックス化します。
- 動作の特徴: インデックス化のプロセスでディスクにアクセスするため、特に初回インデックス作成やファイルの大規模な更新がある場合にはHDドライブへの負荷が増えることがあります。
このサービスを停止・自動起動を無効にするには以下の手順となります
1.「Windowsキー」 + 「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
2.「services.msc」と入力し、Enterキーを押します。
3.サービスの管理画面が表示されます
4.「Windows Search」を一覧から探してダブルクリックか、右クリックメニューより「プロパティ」を選択します
5.「スタートアップの種類」を「無効」に設定します。その後、「サービスの状態」で「停止」ボタンをクリックして停止します
SysMain (旧称: Superfetch)のサービスを停止・自動起動を無効にする
「SysMain (旧称: Superfetch)」 の機能・特徴は以下となります。このサービスもディスクを多く使用するのでディスクの使用率が100%になる原因の可能性があります。
※ Superfetchの名称はWindows 10以降で名称が「SysMain」に変更されています
- 機能: 使用頻度の高いアプリやファイルを予測してメモリに事前に読み込むことで、PCの起動やアプリの起動を高速化する役割を持つサービスです。
- 動作の特徴: メモリキャッシュを活用するためにディスクに頻繁にアクセスすることがあり、特にディスクアクセスが100%に近い状況を引き起こす場合があります。高速なSSD環境での恩恵は少ないため、特にHDDを使用している場合に無効化するユーザーもいます。
このサービスを停止・自動起動を無効にするには以下の手順となります
1.「Windowsキー」 + 「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
2.「services.msc」と入力し、Enterキーを押します。
3.サービスの管理画面が表示されます
4.「SysMain 」を一覧から探してダブルクリックか、右クリックメニューより「プロパティ」を選択します
5.「スタートアップの種類」を「無効」に設定します。その後、「サービスの状態」で「停止」ボタンをクリックして停止します
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません