nohupで実行した出力結果を、nohup.out以外のファイルに保存する

nohupで実行した標準出力・標準エラーを、nohup.out以外のファイルに保存する

nohupを実行すると、コマンド実行時の標準出力・標準エラーは「nohup.out」のファイルに追加されます。
ファイルが肥大したり、以前の実行結果が出力されて分かりにくいので、別のファイルに保存するようにします

書式:nohup [コマンド] > [出力ファイル名] &

$ nohup test.sh > test.log &

nohupで実行した標準エラーを、nohup.out以外のファイルに保存する

nohup で実行した標準エラーを別ファイル(error.log)に保存することもできます。2> では「2」標準エラーを指しているので、ファイル名を指定すると、標準エラーはファイルに保存されます。

書式:nohup [コマンド] 2> [出力ファイル名(標準エラー)] &

下記では、標準出力は「nohup.out」に保存され、標準エラーは「error.log」に保存されます

$ nohup test.sh 2> error.log &

標準出力・標準エラーを別々に保存したい場合は、以下のようなになります。

書式:nohup [コマンド] > [出力ファイル名(標準出力)] 2> [出力ファイル名(標準エラー)]&

下記では、標準出力は「test.log」に保存され、標準エラーは「error.log」に保存されます

$ nohup test.sh > test.log 2> error.log &

 

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