Mac OS Xでフリーズした時の対処方法
MacBook Proを使っていて、フリーズして調子悪くなったりしたりした時に対処方法を紹介します
Windowsだとタスクマネージャーから応答のないアプリを終了すればOKですがMac OS Xだと少し違います。また強制終了・再起動でもWindowsだと「Crtl」+「Alt」+「Delete」で再起動とかもできますが、Mac OS Xだと違いますので、そのあたりをまとめています
Dockのアプリを選択して強制終了する
OSは動いており、マウス・キーボード操作ができる状態で、アプリケーションがフリーズして応答がない場合ですが、Dockからフリーズ(応答のない)アプリを選択して「強制終了」を選択すれば終了できます
- Dockから、応答のないアプリを右クリックします
- ポップアップが表示されます
- 「Option」キーを押しますと、「終了」→「強制終了」に変更されます
- 「強制終了」を選択して、フリーズしているアプリケーションを終了します
※「Option」+「右クリック」でフリーズしているアプリをDockから選択しても同様の操作です
アップルメニューから「強制終了」
Dockからと同様ですが、OSは動いており、マウス・キーボード操作ができる状態で、アプリケーションがフリーズして応答がない場合ですが、アップルメニューから「強制終了」を選択して「アプリケーションの強制終了」を起動して、フリーズしたアプリケーションを終了します
- アップルメニューをクリックします
- 「強制終了」を選択します
- 「Option」キーを押しますと、「終了」→「強制終了」に変更されます
※「Command」+「Option」+「Esc」のキーボードショートカットキーでも「アプリケーションの強制終了」が起動します
Killコマンドを使用する
コマンドを使用するので初心者向けではないですが、ターミナルでKillコマンドでアプリケーションを終了する事もできます。筆者がLinuxの運用経験が長いので、フリーズしたらこの操作で終了する事が多いです
- 「ターミナル」を起動します
- ps ax | grep -i [フリーズしたアプリケーション名] | grep -v と入力します
- kill -9 [プロセスID] で強制終了します
解説(ps ax〜)
簡単ですがコマンドオプションを説明します。
- ps ax で使用しているプロセス一覧を表示しています。
- grep -i のオプションで大文字小文字を関係なく検索しています。
- grep -v でgrepコマンド自体を結果を除外しています
解説(kill -9)
簡単ですがコマンドオプションを説明します。
- kill -9で、指定したプロセスIDを強制終了します
# Firefoxを強制終了したいので、プロセスIDを調べます $ ps ax | grep -i firefox | grep -v grep 481 ?? S 21:21.91 /Applications/Firefox.app/Contents/macOS/firefox # killコマンドを叩きます。プロセスIDは上記の結果を一番左側の数字です $ kill -9 481
※プロセスIDを間違うと違うアプリケーションを終了させますので注意してください
強制再起動
フリーズしたアプリの強制終了がダメなら、再起動をするしかないかと思います。Windows・Linuxなら「Crtl」+「Alt」+「Delete」で再起動する事ができますが、Mac OS Xだとそのキーがないのでできないので、以下のショートカットキーで強制的に再起動ができます。
但し、作業中のデータは保存されないので注意してください
・「Command」+「Control」+「電源ボタン」で強制再起動
強制シャットダウン
強制再起動の「Command」+「Control」+「電源ボタン」でも操作が効かない場合は、強制シャットダウンしかないです、この操作はWindowsのノートPCと同様で「電源ボタン」を10秒以上押し続ければ、強制的にシャットダウンをします。
・「電源ボタン」を10秒以上押し続ける
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